「地面師たち」の作家の「狭小邸宅」を読んだ

お客さんと業者さんと話しているときに
「積水ハウスが50億詐欺にあった話が元ネタのドラマ見ました?」と
「いえ、見てないです。公務員の市有地売却もありましたね。あり得るはなしだと肌で感じますよね・・・」
ということで探してみたら「地面師たち」のドラマはnetflixだった。目に優しくなさそうでnetflix入会解約もめんどくさいので、図書館で原作本を予約しようとすると15人待ち。
だったので

同じ作者:新庄耕の「狭小邸宅」は直ぐ借りられた。

2012年~2013年頃の作品でイケイケの東京の不動産店の様子が描かれていた。
新人男性(主人公)が入社した不動産会社で売り上げ無ければ辛い荒い組織でボロボロになりながらも売り上げを伸ばしていく・・・。
作中の物件は今ではかなりの値上がり邸宅でしょう、10年前はその値段だったのね。
三軒茶屋から徒歩5分だなんて!

主人公が先輩お客さんに言っている内容は間違っていない。言葉を受け取る準備が出来ていなかったりお互いの信頼関係が無いと厳しい。営業マンもお客さんも普通の人ですからね。
車、不動産、保険、など高額商品を扱う商売への自身や周りからの見方を若い頃は特に意識するんでしょうね。
年を重ねると仕組みや人の様子を若い頃より理解できるようになったなぁ~と感じる。
主人公の松尾くん。10年後の今は不動産屋、やってます? 

やってない気がする・・・。

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